Take A Little Walk With Me

年間ベストアルバム等。

2019年ベストアルバム30枚

びよ~ん。こんにちは。

2019年ももう残りわずかですね。

 

毎年この時期になると、各メディアやTwitterの年間ベストアルバムが発表されて、チェックするのが楽しいですよネ。

僕はいつも9枚に絞ってTwitterに載せているのですが、今年このブログを開設したということもあり、いつもより多めに選出し、少しコメントも書いてみようと思います。

(一応言っておきますが、この"順位"は"優劣"ではありませんヨ。個人的好きパワーのランクだと思ってください。)

 

 

ほな、いくでェ!!!!!!!

 

 

30位~16位

 

30.  Raphael SaadiqJimmy Lee

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29.Solange - When I Get Home

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28.Brittany Howard - Jamie

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27.Jordan Rakei - Origin

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26.Tyler, The Creator - IGOR

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 25.Little Wings - People

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24.Loyle Carner - Not Waving, But Drowing

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23.Cris Jacobs - Color Where You Are

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22.Anderson .Paak - Ventura

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 21.Tempalay - 21世紀より愛をこめて

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20.Patrick Watson - Wave

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19.ミツメ - Ghosts

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18.Twin Peaks - Lookout Now

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17.Samiyam - I Got Shit to Do

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16.Bill Callahan - Shepherd in a Sheepskin Vest

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15位~4(ここからコメント付き)

 

15.Bill Laurance - Cables

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Snarky Puppyのキーボーディストによる4th。前作(『Aftersun』2006年)ではアフロビートを取り入れたグルーヴィーなワールドジャズだったが、今作はかなりアンビエント寄りになっている。美しいピアノの旋律がありつつ、巧みに組み合わさる電子音が深いところまで連れて行ってくれる。

 

14.Geppetto & The Whales - Passages

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ベルギーを拠点に活動するオルタナティブ・フォークバンドの3rd。楽器や歌を主張して”聴かせる”というより、そこに流れている空気を伝える方法の一種ですよ、という感じで非常に好感が持てる。プロデュースはBrian Joseph。

 

13.Vetiver - Up On High

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米サンフランシスコのフォークロックバンド、Vetiverの通算7枚目となるアルバム。

控えめなバンドアレンジが好み。

 

12.Ash walker - Aquamarine

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今作で知ったビートメイカー、Ash Walker。アシッドジャズ、ソウル系でかなりかっこいい。内5曲はLavilleが参加してます。

 

11.Angelo De Augustine - Tomb

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このアルバムを聴いた後の余韻は、素敵な夢を見た朝に似ている。そこで見た風景があっという間に消えていくのを必死でつなぎとめたいけれど、最後にはなんとなく”良かった”ということしか覚えていない。繊細で、何回聴いてもあっという間に行ってしまう儚いアルバム。暖かいピアノと切ないヴォーカル、ギターのフィンガーノイズまでもが耳を通って心を撫でていく。そりゃおもわずポエム書きたくなるわ。

 

10.Wilco - Ode to Joy

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弾かないこと、叩かないこと。ミニマムでこそマキシマムに昇華している。あと録音?音響?めちゃめちゃいいですよね(特にドラム)。

 

9.kauai hirótomo - Another Galaxy

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東郷清丸氏のサポート等で活躍されているマルチ奏者kauai hirótomo氏の1st。ファンタジックで、人間に内在する美しい風景を切り取って集めたような、宝石箱みたいなアルバムですね。

 

8.White Denim - In Person

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はい、出ました!!!!!!!という感じの(?)White Denimのライブアルバム。ボーカルはブチ上がるけど演奏はタイトでかなり良い。このバンドはクラシックロック好きにはドンピシャだと思うけど、モノマネじゃない確かなオリジナリティがあって大好きです。来日お願いします。

 

7.Damien Jurado - In the Shape of Storm

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シアトルを拠点に活動しているSSW。とある午後2時間のみで完成させたアルバムらしい。

ダイナミクスのコントロールが上手で、歌とギターのみだけど全く飽きさせない。

 

6.The Tallest Man On Earth - I Love You. It's a Fever Dream.

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今作が彼のキャリアで一番好きな作品になった。十八番の3連っぽい弦楽器と広がりのある歌が生む独特のドライブ感は唯一無二。アナログっぽいダーティな録音もイカす。

 

5.Rachael Dadd - FLUX

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イギリスの女性SSW。バンジョーやギターでカントリーチックでトリッキーなフレーズが飛び出しておおっとなる。曲やジャンルにとらわれず、のびのびと自由に曲作りしている印象を受けた。

 

4.Leif Vollebekk - New Ways

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久しぶりに音楽を聴いて涙が出た作品。ただただ胸をつかまれた。

あんまり言葉にできないけど、しっかりしようと思った。

先行シングルとして出たM4『Transatlantic Flight』は個人的年間ベストソングだ。

 

 

3位~1位

 

3.Kevin Morby - Oh My God

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めちゃめちゃ良い。説明難しいけど、いろんな音が鳴ってて、でもごちゃごちゃしてなくて、どこに耳を傾けても良い。

 

2.Whitney - Forever Turned Around

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めちゃめちゃ良い。前作よりオーガニックな質感が強く、アコースティックっていいよなぁおじさんになってしまう。ストリングスとホーンのアレンジが本っっ当に絶妙。

前作よりも奥行感はあるけど、なんだかそこにあるのは開けた風景でなくでかめの友達の家みたいな・・・(??)

向こうから心を揺さぶってくるわけじゃないのに、自然と動かされて惹きつけられる魅力がある。名盤。

 

1.Bon Iver - I,I

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待ちに待ったBon Iverの新譜は、まさかの前倒しリリースということもあり、「お、おう・・・」状態で聴くことになった。ファルセット主体だったの彼のボーカルが、地声かつリバーブ少な目で、近くで鳴っている事が強く印象に残った。が。全体としてのっぺりしてない?とも思った。

それで、ちまちま聴きながら季節は秋になり、ある日再生したとき、突然ピタッとはまった感覚があった。

これは不思議なんだけど、ダイナミズムやらなってる音の”必要性”が最初聴いたときと全然違うんだよな。そこからめちゃめちゃ聴きました。

フォロワーさんとも話したけど、彼のキモはソングライティングだったよなぁと思いだした。ただアコギ一本で多重録音していた1stと違うのは、彼の周りには多くのメンバー、コラボレーターがいるということ。ゴスペルに踏みこんだことも、彼がしたいことが伝わってくるよね。

めちゃめちゃ曲良いです。来日のチケ取れてるので、いまから楽しみです。

 

 

 

 

 

以上になります。

ドキッ!SSWだらけの年間ベスト!って感じですね。

聴いてる割合でいうと旧譜の方が圧倒的に多い僕ですが、今年は良く新譜追ったたほうだと思います。

絶対「これ入れ忘れた~~~!!!」っていうのがあると思いますが、まぁ別にネ。

みなさんの年間ベストも楽しみにしてます。

おわり。